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1.温泉の鉱物スケールを分解・除去

写真洗浄剤 NAC
天然物から抽出される蛋白分解酵素を配合して、循環設備内に付着したバイオフィルムを分解します。CALFA NAC(カルファナック)が発生させる「泡」がキャリアとなり、バイオフィルム・バクテリアを浮き立たせ水中に流し出します。CLAFA NACの成分が、濾過材の細部にわたり微粒子の成分が隅々まで浸透し、濾過器内に潜む増殖したバイオフィルムを徹底的に分解します。
また、温浴施設・冷却塔など「塩素剤」を使う設備に対して、「強力なサビ防止機能」がありますので、「洗浄」しながら「金属設備のサビ予防」も出来ます。

写真洗浄補助剤 SAP
CALFA NACの洗浄補助剤であるCALFA SAPは発生させる「泡」をさらに細かい(微粒子) クリーム状の「泡」に変化させます。また、短時間で一気に反応しないように、天然物で酵素をコーティングして、時間差(タイムラグ)をつけてゆっくりと溶解していきます。殺菌剤としての能力も高く、 バクテリアを完全に殺菌します。
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2.天然酵素を利用した安全な薬剤

写真天然物から抽出される蛋白分解酵素が原料なので、排水は下水口にそのまま流せる安全な薬剤です。



3.浴槽水に溶かして循環させるだけの簡単施工

写真浴槽に薬剤を溶かして、お湯を循環させるだけの簡単施工なので温泉管理者がご自身で施工可能です。
*スケールが多く、大量のスケール成分が溶け出す場合はポンプが詰まってしまう可能性もある為、逆洗浄などの技術的な工夫が必要です。



4.濾過砂も同時に清掃

写真左写真は、濾過器を開け、「砂濾過材」を少量取出し、水道水を注いで数秒間、良く振った状態です。
左が「洗浄前」
右が「洗浄後」

毎日、添加する「殺菌剤」の役割は、あくまでも病原菌・バクテリア類の殺菌・消毒です。
6ヶ月に1回程度は、 「洗浄剤」を使用して、「濾過器内部」から病原菌・バクテリア類を含め、同時に有機化合物(油脂・皮脂)など全ての不要物の「洗浄」が必要です。

5.熱効率の向上により経費低減


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上の図のようにカルシウムスケールが0.5mmつくと、「消費エネルギー」は約60%上昇します。
熱交換器が「小型プレート式」で、簡単に取り外しが出来るタイプであれば、「強酸溶解洗浄」(塩酸等で漬け置き)で溶けます。※(ただし腐食の問題があります。)
しかし、温浴・浴場施設の場合、鉱物スケールの堆積は「熱交換器内」だけではありません。
「塩ビ配管内」にも付着・堆積します。この現象が最も厄介(やっかい)で、パイプの内径を閉塞させ、ポンプの「圧力損失」を招き、膨大なエネルギーを消費します。